新築一戸建てや注文住宅を検討する際、希望する条件と予算の差が縮まらず苦労されている方は多いものです。予算オーバーになる場合は、当然ながら条件を見直さなければいけません。

ただ、優先順位をしっかり確認しておけば、グレードを下げずにコストダウンする事も可能です。
駅から多少遠くても生活環境は妥協出来ない、日当たりは譲れないなど、マイホームの要望はそれぞれですので、我が家の優先順位を再度確認する事が必要です。

・プランニング

見積もりは1社だけでなく数社からとっておきましょう。数社からとる事で値段の理由を知る事が出来、比較出来るので適正価格の会社を選びやすくなります。また、競争の原理が働くので、1社だけよりも価格が下がる場合もあります。

・間取り

間取りはシンプルな建物形状の方がコストを抑えられます。凹凸や仕切りの多い複雑な間取りよりは、基本モジュール（建築設計での基本寸法）に沿った寸法の方が、建築費の無駄を減らす事が出来ます。
また、お風呂やトイレ、台所などの水回りは、分散するよりも一箇所に集中する事で工事費を抑えられます。

・建築材料

職人さんの人件費は工程が複雑になると高くなります。異なった建築資材を組み合わせるとなると、種類が多くなり工程も複雑になります。そのため、建築資材は少ない種類を多めに仕入れる方が費用を抑えられます。もちろん、材料は適正である事も大切です。

・設備

設備は同じメーカーでまとめるとコストダウンになります。値引き交渉は、メーカーが一つ一つ違うよりもトータルの方が行いやすいです。